MinecraftのMODはMinecraftに独自のアイテムやギミック、設定などを追加するために使用されます。
このMODはJavaというプログラム言語で書かれています。
そのため、そのままMODを作ろうとするとJavaを学ぶ必要があります。
しかし、MCreatorという有志の団体が作成したプログラムを使用することでコーディングを必要とせずにMODを作成することができます。
今回から簡単なMODを作っていきましょう。
夏休みの自由研究とかにどうでしょうか。
使用した環境
Windows10 Pro
Minecraft 1.18.2
Minecraft Forge 1.18.2-40.1.0
Optifine 1.18.2 HD U H7
Minecraftにforgeを導入する
まずはMinecraftに自分の作ったMODを導入するための前提MOD(MODをMinecraftに導入するためのMOD)を導入します。Java Runtimeがインストールされていることを確かめておいてください。インストールされていない場合はjava.comからインストールしてください。
https://files.minecraftforge.net/net/minecraftforge/forge/
左側にあるMinecraft Versionから1.18.2を選びましょう。
つぎにDownload RecommendedからInstallerをクリックしてForgeのインストーラをダウンロードします。
すると、forge-1.18.2-40.1.0-installer.jarというファイルがダウンロードされます。
バージョンは違う場合があります。
このファイルをダブルクリックして開きます。
Install clientを選択してOKをクリックして導入します。
完了すると通知が表示されます。
ちなみにここにきてなんですがMinecraft 1.18.2を一回普通に起動しないとインストールできたり出来なかったりします。
起動構成の設定
つぎにMinecraftの起動構成を設定しましょう。Forgeを使用するための設定です。
次のように設定します。
- STEP1Minecraftの起動Minecraft Launcherを起動します。
- STEP2起動構成の作成Minecraft Launcherの上のタブから起動構成を開き、新規作成をクリックします。
- STEP3フォルダの設定Forgeで使用するフォルダーを設定します。
- STEP4起動実際にForgeで起動してみます。
バージョンからrelease 1.18.2-forge-40.1.0を選びます。
forgeのバージョンは異なる場合があります。
次に、ゲームディレクトリの参照をクリックして適当な場所にフォルダを作成して選びます。
完了したら右下の作成をクリックして構成を保存します。
つぎに、プレイのタブを開き、左下から先ほど作成した構成を選択してプレイを押します。
すると、先ほど選択したフォルダにMinecraftのデータが保存されます。
config – forgeの設定類
logs – Minecraftのログ類
mods – Minecraftに読み込むMOD類
resourcepacks – Minecraftに読み込むリソースパック類
saves – Minecraftのワールドデータ
screenshots – Minecraft内で撮影されたスクリーンショット
このmodsフォルダに自分で作成したMODを入れます。ファイルの形式は.jarであることが多いです。
MCreatorのインストール
次に、MODを作るためのMCreatorをインストールします。
公式サイトからダウンロードしましょう。
ダウンロードしたらインストーラを起動します。
Nextをクリックして次に進みます。
英語ですが利用規約は一応読んだほうがいいですよ。
同意したらAgreeをクリックします。
Installを押せばインストールがされます。
Start MCreator After finishにチェックを入れておくとインストーラが終了した後にMCreatorが起動します。
MCreatorの日本語化
MCreatorを起動すると最初は設定が英語になっています。使いにくい場合もあるので日本語に変更しておきましょう。
右下の歯車のマークSettingをクリックしてUser interfaceからInterface lanugage:をEnglishからJapanese(Japan)に変更できます。
Tipsはまだ日本語翻訳がされていないので英語のままです。
これでMCreatorを使用することができるようになりました。
次回は実際にアイテムを追加してみましょう。