Linuxコマンドリファレンス

「cd」コマンド

cdコマンドは、今いるディレクトリから移動するために使用します。

相対パスと絶対パス

相対パス

例えば、このように

ディレクトリがあったとして、いまhomeにいると、ABCに移動するには

~$ cd ABC

になります。すると、このように表示されるはずです。

~/ABC$

こうすることで、このディレクトリの中で作業をすることができます。また、一つ上の階層に戻るには、「..」を入れます。

~/ABC$ cd ..

すると、一つ上の階層に上れます。この場合はhomeに戻ります。次に、「123/hello」に行きたい場合はこのように書きます。

~$ cd home/123/hello

こうすると、ディレクトリに入れます。次に、homeにそのまま戻りたい場合です。これは、OSがhomeとしてある場所に移動します。RaspberryPiなどはhomeに戻ります。

~$ cd ~

これで、homeに戻ることができます。このように、今いるディレクトリを基準としてファイルを指定するものを「相対パス」と呼びます。それに対して、「絶対パス」というのもあります。

絶対パス

絶対パスはOSの一番上の層から書きます。ここには、homeではなく、パッケージなどのデータやコンフィグファイルなどもあります。試しに、一度上まで登ってみましょう。

~$ cd /

相対パスと絶対パスで違うのはディレクトリを指定する前に/を置くことです。すると、このように表示されます。

/$

ここで、lsコマンドを実行すると、ファイルを確認できます。

「ls」コマンドlsコマンドは、今いるファイルの中身を確認するコマンドです。cdコマンドで、ファイルの場所を変更できます。 https://ras...

一度home戻り、varディレクトリに移動してみましょう。

~$  cd /var

 

これで移動することができます。このように、一番上の階層をきじゅんとするものを「絶対パス」といいます。これは絶対テストに出ます!!(笑)

cdコマンドは「–help」オプションをつけることで、ヘルプを確認できます。

 

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