Linuxコマンドリファレンス

「clear」コマンド

clearコマンドは、ターミナルの出力を全てクリアするときに使用します。

基本の文

$ clear

説明

clearは他のコマンドなどで出力された表示を全てクリアしてターミナルを起動した時の状態に戻します。例を示すと次のような感じです。

$ sudo python temperature.py
32.4
32.5
32.1
31.0
30.3
29.1
10.5
Ctrl+C
$ clear
$

 

少し分かりにくいかもしれませんが、入力したコマンドと出力された文字がクリアされてまっさらな状態に戻ります。ちなみにここでクリアしたのは表示だけなのでhistoryにはコマンドは残っています。簡単に言えばターミナルを一度閉じてもう一度開き直した状態ということです。

「history」コマンドhistoryコマンドは、今まで使ったコマンドの履歴を表示するコマンドです。 基本の文 ~$ history オプション ...

オプション

通常はオプションをつけませんが、一応存在します。

 

オプション名説明
-T端末の種類を選択します。普通は不要です。
-Vncursesのバージョンを示して終了します。
-X表示されている画面より前の出力をクリアしません。

詳しくはmanページをご覧ください。

$ man clear

 

 

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