RaspberryPiやLinuxの環境でWebサーバーを作りたいけどめんどくさいという方のために自動でパッケージのアップデートからWebサーバーのインストール、PHPのインストールまで行ってくれるスクリプトを作っていきたいと思います。シェルスクリプトについての説明はここでしたような気がします。最後に完全版を載せておきます。
プログラムの順序
- STEP1パッケージリストのアップデート
sudo apt update
を実行します。
- STEP2パッケージのアップデート
sudo apt upgrade
を実行します。
- STEP3Apacheのインストール
sudo apt install apache2 -y
を実行します。
- STEP4PHPのインストール
sudo apt install php -y
を実行します。
早速やっていきます。
ShellScriptを作る
とりあえずShellScriptを作ります。nanoエディタで作れば簡単にできます。
$ nano webserver.sh
今回はwebserver.shというファイル名で作っていきます。
プログラム
ますアップデートをします。
apt-getよりaptを使用した方が推奨されているのでせちらを利用します。
Ubuntu系のパッケージのインストールはapt-getよりaptを推奨しているそうです。皆さんもRaspberryPiの管理にaptを使っていない人は使ってみてください。
— raspiブログ/Swift奮闘記 (@blog_raspi) January 8, 2021
sudo apt update sudo apt upgrade
ここではパッケージリストのアップデートとパッケージのアップデートを行なっています。
次にApacheのインストールです。
Apache2のインストール
sudo apt install apache2 -y
apache2をインストールします。この時にyのオプションをつけておくことで確認を求められる時も自動でyを入力してくれます。そのためインストールが続けられます。
PHPのインストール
sudo apt install php -y
PHPのインストールです。
全体
全体はこのようになります。
sudo apt update sudo apt upgrade sudo apt install apache2 -y sudo apt install php -y
実行
まずこのプログラムに実行権限を与えます。
~$ chmod 755 webserver.sh
そうしたら実行します。
$ ./webserver.sh
こうすることで、自動でWebサーバーを立ち上げてくれます。