こんにちは。
・・・。(たぶんしっかりRaspberryPiをシャットダウンせずにUSB電源をそのまま何回も抜いたことが原因。。。たぶん) pic.twitter.com/vOgqpSmdks
— raspiブログ (@blog_raspi) March 24, 2021
さっきの起動しなくなってしまったRaspberryPiにOSを再インストールし直したら3回なぜか再起動してしまいました・・・
電源の抜き差しには注意ですね😑— raspiブログ (@blog_raspi) March 24, 2021
Twitterでも言っていたのですがRaspberryPiが起動しなくなってしまいました。いろいろあったので誰かの役に立つといいなという感じで多分誰の役にも立たない記事です。
環境
経緯
まず、この現象がおこるまでの道のり(?)を説明します。これがおこる3〜4週間前に温度などをセンサーで計測していたので1週間ほどRaspberryPiをつけっぱなしにしていました。その後、しばらく電源を入れずにパソコンの隣に置いてあったのですが、一昨日電源を入れて(この時はディスプレイは繋げていませんでした)macからssh接続しようとするとできませんでした。そのため、ディスプレイをつなげて確認してみると、虹色の画面が出た後、例のこのような文字が表示されました。
SDカードが読み込めないようです。(多分)仕方がないのでUSBの電源を抜き、もう一度差し込むとまた同じようなメッセージが表示されます。数回繰り返しているとこのようになり、カーネルパニックを起こしてしまいました。
一番下を見ると
Unable to mount root fs
と書いてあるので、SDカードのデータを読み込むことができなかったのだと思います。(違ったらすみません)
やってみたこと
直してみるためにやってみたことです。
- 再起動→効果なし
- SDカードを挿し直す→効果なし
- 電源を変えてみる→効果なし
- キーボードやマウスを全て外す→効果なし
ここまでは全てやっても復活しませんでした。そこでSDカードを初期化しOSを入れ直しました。
OSの入れ直し
OSは今まで通りraspbianを使いました。書込みが終わって起動してみるとしっかりと起動することができました。しかし、RaspberryPiのセットアップウィザードに従ってソフトウェアのアップデートをすると、途中で電源が落ちてしまいしばらく立ち上がったり電源が切れたりが繰り返されました。しばらくしてやっと起動ができたと思い、アップデートをするとまた落ちてしまいました。
違うOSを入れてみる
仕方がないので違うOSを入れてみようと思います。どのOSを入れようか考えているとそういえばRaspberryPiの公式TwitterにKaliというOSがあったな〜と思い面白そうなので入れてみました。
Kaliの公式ホームページでRaspberryPi用のイメージをダウンロード
調べてみるとkaliというOSはペネトレーションテストに使用されるOSのようです。
ネットワークに接続されているコンピュータシステムに対し、実際に既知の技術を用いて侵入を試みることで、システムに脆弱性がないかどうかテストする手法のこと。侵入実験または侵入テストとも言われる。
by Wikipedia
ということなので、とりあえずRaspberryPiがまた復活することが望みなのでこのOSで試してみます。
ここからDownloadをクリックして下の方へ行きKALI ARM IMAGESをクリックしてRASPBERRYPI FOUNDATIONの今回は64bitを選択しました。そして解凍し公式ImageWriterで書き込みます。
起動
Kaliを書き込んだSDカードをRaspberrPiに差し込んで電源を入れてみます。すると・・・
うまく起動することができました!!そのうちKaliを使ってみた様子などを書いていきたいと思います。
今回の原因
今回のRaspberryPiが起動しなくなってしまった原因ですが、実は思い当たる節がいくつかあります。
一つ目が温度をとっていた時に写真のデータも一緒に撮影しておいたことです。すごい量になってしまい、SDカードがいっぱいになってしまった可能性はあります。(不確かですが。。。)
もう一つが、しょっちゅうRaspberryPiの電源をしっかりシャットダウンせずにUSBから抜いてしまっていたことです。その時にファイルが破損してしまったかもしれません。
最後に
今まで結構な回数USBから直接電源を切ってしまったことがありましたが、起動しなくなってしまうのは初めてでした。データが完全に消えてしまうのでUSBから直接電源を抜いてしまわないように気をつけたいと思います。。。